久しぶりの裏OW講座。
今回はULTの使い方について。
ヒーローBANが無くなりました。
毎週のメタリポートは終了とします。
ULTとは?
ULTの威力は誰もが知るところ。
使い方次第では勝敗を大きく左右します。
試合の硬直状態もULTによって緩和されます。
今回はそんなULTという存在の捉え方について。
ULTに対して持つべき意識を解説していきます。
ULTでキルを狙う
単独でULTを決める
単独で沢山のキルを狙う場合。
てっとり早いのは一度チームをピンチにすることです。
自分はどこかに隠れて戦闘の開始を待ち、
後ろからバイザーやデッドアイを決めます。
相手の大半を倒せばPOTG。
さぞ見栄えの良い映像が取れるでしょう。
コンボを決める
ULTは組み合わせることで簡単にキルが取れます。
ナノブースト (アナ)+ 龍撃剣(ゲンジ)
龍撃波(ハンゾー)+ グラビトンサージ(ザリア)
こういったコンボは非常に強力。
二つ揃っていたらセットで使いたい。
片方を勝手に使うと怒られることもあります。
ULTの本来の目的
キルはあくまで手段の一つ
今回の本題はコチラ。
少し原点回帰してみましょう。
本来、ULTを使う目的とは何か。
それはチームを優勢にすることです。
その手段の一つとしてULTでキルを狙います。
必ずしも沢山のキルを狙う必要はありません。
”ここぞ”を狙いがち
主にプラチナ、ダイヤ前半あたりまでのレート帯では、
”ここぞ“というタイミングを狙う方が多い印象です、
先述した二つはその代表例。
大チャンスでULTを撃つ、コンボを決める。
実はこれらにはデメリットが存在します。
その一例をいくつかご紹介します。
”ここぞ”を狙いすぎるデメリット
大切に持ってしまう
“ここぞ”という場面が戦闘中訪れなかった場合。
ULTを大切に持ち続けてしまう原因となりかねません。
機会を伺っている間に戦いが終わります。
キルは取れなくても有利が取れる状況を探したい。
期待値が上がる
特にULTを持って裏に回るようなシーン。
味方を囮にしてULTを撃つことになります。
チャンスを待つほどに味方は潰れていきます。
その上に自分のULTが対処されたら負け確です。
味方が同時に撃ってしまう
これはコンボULTとは別のお話。
戦いが始まっても誰もULTを撃たない場合。
チームは何を起点に戦えばいいかわかりません。
「あれ、これ自分が撃つべきなのかな?」
となった結果、全員が同時にULTを放ちます。
結果的にULTを無駄に浪費してしまいます。
回転率が悪くなる
ULTで与えたダメージは次のゲージに反映されません。
次の戦闘は0%の状態から戦闘が始まることになります。
(レッキンボール等、一部ULTは使用中でも加算される)
ULTで少しの有利を取り、相手に追い打ちをかける。
そうすれば数十%貯めた状態で次の戦闘に入れます。
相手の無駄撃ちを誘発できない
圧倒的なULTで有利を取りすぎた場合。
相手はあっさり戦闘を諦めてULTを温存します。
次の当たりはULT差で負けてしまうかもしれません。
程よい有利が相手のULTの無駄撃ちを誘います。
理想的なULTの撃ち方
相手よりも先に撃つ
ULTは極力相手よりも先に使いましょう。
そのULTを相手に何とかさせる状況が理想です。
撃つのが早すぎると刺さらないので注意。
敵の出鼻を挫くようなイメージが理想です。
有利を取れそうなら撃つ
”ここぞ”以外の選択肢を追加しましょう。
(EX
先手1キルを取るために
高台を取るために
盾を割るために
盾をこちらに向かせるために
相手を驚かすために
味方に戦いの軸を示すために
不利なチョークポイントを脱するために
etc…
チームが有利になりそう。
そしてそのまま勝ちきれそう。
そんなタイミングを探りましょう。
ULTの音声だけで相手は身構えます。
”ここぞ”を狙う
アサルト攻撃で拠点を取りきりたい。
ペイロード攻撃のチェックポイント、ゴール付近。
こういった場合はチームキルが理想です。
しっかりと”ここぞ”を狙いましょう。
特にリスポーン距離が不利な場合。
少し有利を取ったくらいでは拠点を取りきれません。
ULTの強さでヒーローを選択するのもアリだと思います。
まとめ
先手の単体ULTで沢山キルが取れる。
そんなおいしいチャンスは多くはありません。
「有利が取れればいいんだ」
そう考えればULTを撃てる機会は増えます。
数をこなして効率の良いタイミングを覚えましょう。
ルシオやゼニヤッタのカウンターULT。
相手の龍撃剣をサージで止めるなど。
例外的な使い方もあります。
ULTの有効な活用法を試してみてください。