この講座の前提
どんな人に向けて
なかなかダイヤにいけない。GMまでが遠い。そんな方に向けたOW講座です。(2017年の記事をOW2用に再編しました。)
OW2からプレイを始めた方がいきなり読むような記事ではないと思います。
一通りゲームを楽しんだ後、イマイチ全体像が把握できない時にでも読んでください。
技術を磨く
今回の講座は理解に焦点を向けたものですが、技術面から目を背けていいというものではありません。
最低限の操作とエイムがあればプラチナまでは自然と辿り着きます。
プラチナ以降のプレイヤーであっても、Youtubeで解説動画を漁ったり、技術は毎日磨いている前提で話を進めていきます。
理解を磨く
レートが上がるにつれて、技術ではなかなかどうにも出来ない試合が増えます。少しだけ、このゲームの戦術理解の部分を意識し始めてみましょう。
もしかしたら持っている技術を試合に活かせていないかもしれません。凝り固まった認知バイアスを軌道修正する必要があります。
今回の講座では一切プレイ映像を使いません。マップやヒーローなど、色んな戦況を想像しながら読み進めてください。
コーチングサービス
今回の講座は現在のコーチングサービスの内容を出来るだけ回避して書いています。
もっと深掘りしたいという方はぜひコーチングサービスをご検討ください。

心構え
FPSであってFPSでない
OWはFPSの中ではかなり特殊なゲームです。
FPSなのに敵の姿がすぐに見えます。つまり早い段階で相手軸で戦いを考えなくてはなりません。
1人で勉強してきた動きや、ただ味方に合わせたら勝てるようになるタイプのゲームではありません。
レートの仕組み
まずはレートという現実を受け入れてください。
技術 (2500) + 理解 (2500)=レート
また、上達してもその実力がレートに反映されるには時間がかかります。
仮に勝率60%をキープできてもレートを500上げるためには約120試合が必要。上達するための試合を含めるとかなりの試行回数が必要です。
実力はすぐには上がらない
一度停滞したレートはそう簡単に上昇するものではありません。”所詮ゲームだから”と甘く入ると痛い目を見ます。
部活動を想像してみてください。同学年内での実力の順位は三年経ってもそう大きくは変わらないはずです。
同級生や先輩の実力を追い抜かすためにはそれなりの努力量は必要になることがわかると思います。
一方、レートは上がらなくてもそう悲観する必要はありません。ゲーム発売時から全体のプレイヤーレベルは徐々に上がっていきます。
同じレートを維持出来ているということは、ほんの少しずつ上達している証拠です。
パズルのピース
3タイプのプレイヤー
プレイヤーはそれぞれが”勝ち方”というピースを持っています。
自分の持っているピースをパズルに当て嵌めることで試合結果を左右させます。
パズルの組み方はプレイヤーによって3種のタイプに分類されます。
① 同じピースを毎回そのまま使う人
② 複数のピースを駆使する人
③ 一つのピースを柔軟に変化させる人
この3タイプのプレイヤーには大きな差があります。
① 同じピースを毎回そのまま使う人
「これが俺のピースだ!」というタイプ。
自分の考えがあって、どんな試合でも似たようなプレイを繰り返します。
気をつけなくてはならないのはレートのシステム上、誰もが5割勝てるようになっていること。
「5割勝っているからこのピースで間違いない!」と考えてしまうと、停滞からなかなか抜け出すことが出来ません。
② 複数のピースを駆使する人
「どのピースにしようかな…」というタイプ。
知識とヒーローのピック幅で差をつけようとするタイプです。テクニックがあればそこそこ高いレートには行けるかもしれません。
一見融通が効くように見えるプレイスタイルですが、想定外の戦いに弱い傾向があります。
毎度戦いを立て直したり、すぐにピックを変更しなくては勝つことが出来ないタイプです。
③ ピースの形を柔軟に変えられる人
「ピースの形なんて勝手に変わるでしょ?」というタイプ。
一度繰り出したピースを試合状況によって変幻自在に変えることが出来ます。思っていた展開とは違っても軌道修正が可能です。
目指したいのはこのタイプ。OTPがレートを上げやすいのは、①を我慢強く続けることでこのタイプに進化するからです。
そしてこの柔軟に形を変えられるピースを沢山持っていれば、それが最強のプレイヤーです。
プレイする意義
振り返るための材料作り
レートを上げる目的でランクを回すのはお勧めしません。
ずっと楽しければ有意義な時間です。しかしレートの上下に一喜一憂するのはメンタルにすこぶる悪い。
レートは実力をつければ勝手に上がっていくもの。負けは”振り返るための材料が増えた”と考えてください。
負けた試合の中で良いプレイや面白いシーンがあれば、切り取って保存しておくのもオススメです。
負け試合も時間の無駄だとは感じなくなると思います。
振り返る
自分が前進出来ているかどうかを判断するためには、たまに後ろを振り返る必要があります。
時折反省無しにトップレートまで上がる人もいますが、それは一度来た道をちゃんと覚えている人です。
もし停滞していて実力を伸ばしたいのであればまずはプレイを見返す。そしてプロのプレイと見比べる。
少なくとも技術の部分は違いに気づけるはずです。やり方がわからない技術があれば調べてみましょう。
何度も反省点を認識することで、いつの間にかプレイに反映出来ている形が一番自然な実力の伸ばし方だと思います。
モチベーションの保ち方
上達に一番重要なことはモチベーションの維持です。
段階を作る
チームで活動しているプレイヤーは、OWというゲームの中で段階を作りやすい状態にあります。
【 大会 → スクリム → 反省会 → ランク → 個人練習 】
一方、チームに所属していないプレイヤーはこの段階が作りづらい。ランクマッチが練習であり、ランクマッチが本番になってしまいがちです。
たまには息抜きにクイックプレイを挟んだり、ランクマッチの中で段階を作ってみることをお勧めします。
【 ランク → クイック → 個人練習 】
【 真面目ランク → エイム重視ランク → 視野重視ランク 】
ただ漠然とグルグル回しているなと感じたら、一度手を止めてみるのも一つの手段です。
プロのプレイを見る
プロやストリーマーのプレイを沢山見ることで、自分の目を養いましょう。
目より先に手が肥えることはありません。
自分の目と手にラグが生まれると、自分に何が出来ていないのかが次第にわかっていき、やりたいことが見えてきます。
新しいデバイスを買う
お金がかかりますが、デバイス漁りも有効なモチベーションの上げ方です。
他にも、机の周りを綺麗にしてみたり、プレイしている時だけ食べられるおやつを用意する等も、面白いモチベーションの上げ方です。
まとめ
上編ではメンタルの部分を取り上げました。これがどうでもいいと感じる人ほど、一番足りていない部分かもしれません。
中編からは試合の全体像を解説します。
